キャスト

生田斗真
生田斗真
小山薫堂さんが書かれた脚本は「銭湯」への愛と日本文化に対するリスペクトの気持ちが溢れ、そこに愛おしさとバカバカしさが絶妙にマッチしていました。
演じた三浦史朗は、仕事がうまくいかなくて、実家にカッコつけて戻ってきて、それがカッコ悪くて……という役柄です。でも、そういうもどかしさは自分自身にもあるし、誰しもが当てはまることだと思います。愛おしくて、憎めない史朗の空気感が伝わってくれたらいいなと思います。
「まるきん温泉」のセットは、“撮影後も壊さないで、そのまま銭湯として営業したらいいんじゃないかな?!”と思うぐらいの感動的な完成度!映画の街・京都にこんなに立派なセットを立てて、皆で寝泊まりして、じっくり撮影するのは久しぶりだったので、“映画作りをしているな!”と久しぶりに嬉しくなりました。
共演のがっくん(濱田岳)と環奈ちゃん(橋本環奈)とは、撮影以外の時間でも自然と3人が固まっていて、可愛い弟と妹に挟まれているようでとても幸せでした。そんな3人のトライアングルが、どんな化学反応を起こすのかは楽しみにしていて下さい。
今作は銭湯が舞台なので、ある意味、心も裸の付き合いができたというか、お風呂を通じて、キャストやスタッフの方々といつもよりも近くなれた感じがしました。誰しもが日々汚れを落とし、疲れを取るお風呂。この映画をご覧いただいて、自分と改めて向き合い、日々の生き方を大切にしてほしいと思います。
1984年10月7日生まれ、北海道出身。映画、ドラマ、舞台と幅広く活動を続け、『人間失格』(10)、『ハナミズキ』(10)の好演で第84回キネマ旬報ベストテン新人賞、第53回ブルーリボン賞新人賞を受賞、さらにドラマ「俺の話は長い」では東京ドラマアウォード2020主演男優賞を受賞。主な出演作に『僕等がいた 前篇/後篇』(12)、『脳男』(13)、『土竜の唄』シリーズ(14-21)、『グラスホッパー』(15)、『彼らが本気で編むときは、』(17)、『先生!、、、好きになってもいいですか?』(17)、『友罪』(18)など多数。昨年には新作歌舞伎に挑戦したNetflixドキュメンタリー「生田斗真 挑む」が全世界に独占配信され、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも出演。
濱田 岳
濱田 岳
最初、『湯道』と聞いて、“ん?何の話??”と思いましたが、生きる道が違う人達が、お湯を通して心が繋がっていく、とっても温かいお話だなと思いました。
斗真さん(生田斗真)とは久々の共演。変わらず優しいお兄ちゃんで、演技は勿論、現場での振る舞いやスタッフさんへの気配りも素晴らしい。やっぱりこういう方が、主演をされるんだなと、改めて思わせてくれました。橋本さんとは初めましてでしたが、愛らしさも持ちつつ、とても気持ちの良い方でした。台詞の掛け合いも、空気を汲み取り合うことができるお二方だったので、本当に僕にとって、何一つストレスのない現場でした。
「まるきん温泉」のセットを初めてみた時は、“これはとんでもない作品に出演することになったな!”と、興奮しました。通いなれた松竹撮影所にこんな立派な街(セット)ができて、そこで遊べたのは、一俳優としてすごく幸せな時間だったと思います。
今作は、日常のお風呂を題材にした映画なのですが、皆さんに、“たかがお風呂、されどお風呂!”と思ってもらえる体験をしてもらえる作品になったかと思います。
1988年6月28日生まれ、東京都出身。映画、ドラマと数多くの作品に出演し、主な出演作は『宇宙兄弟』(12)、『謝罪の王様』(13)、『永遠の0』(13)、『舞妓はレディ』(14)、『予告犯』(15)、『HERO』(15)、『ヒメアノール』(16)、『世界から猫が消えたなら』(16)、『グッドモーニングショー』(16)、『本能寺ホテル』(17)、『決算!忠臣蔵』(19)、『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』(20)、『喜劇 愛妻物語』(20)、『バイプレイヤーズ~もしも100人の名脇役が映画を作ったら~』(21)、『大怪獣のあとしまつ』(22)、『七人の秘書 THE MOVIE』など多数。昨年末にはNetflixシリーズ「First Love 初恋」が全世界に独占配信された。
橋本環奈
橋本環奈
お休みができたら必ず温泉や足湯に行くぐらいお風呂が大好きなので、この作品が決まって嬉しかったです(笑)
私の演じたいづみは、史朗や悟朗のような兄弟でも常連客でもありませんが、皆さんとは違った立場でお風呂屋さんの番台に座っている、明るく愛嬌がありとっても素敵なキャラクターです。
斗真さん(生田斗真)と濱田さんとの一緒の撮影が多かったのですが、傍観者であるシーンもあれば、間を割って入っていく時もあり、お二人のお芝居に圧倒されたり、引っ張っていただきながら演じました。控室では笑いも絶えなくて、アットホーム感が強かったですね。鈴木監督もスタッフの皆さんも素敵な方々ばかり。京都での長期撮影だったので、一緒に食事をして、撮影以外でも仲良くしていただきました。
“湯道”という面白いテーマの元、小山薫堂さんの素敵な脚本でお芝居ができ、私自身とても楽しく参加させていただきました。映画を観ていただく皆さんにそんな雰囲気が伝わればいいなと思いますし、この映画を観て帰り銭湯に寄っていこう!と思ってもらえると嬉しいです。
1999年2月3日生まれ、福岡県出身。「セーラー服と機関銃 -卒業-」では初主演を務め本格的に女優としても活躍し、同作にて、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。主な出演作は『銀魂』シリーズ(17-18)『キングダム』シリーズ(19-22)、『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』(19-21)、『午前0時キスしに来てよ』(19)、『小説の神様 君としか描けない物語』(20)、『弱虫ペダル』(20)、『新解釈・三國志』(20)『バイオレンスアクション』(22)、『カラダ探し』(22)、『ブラックナイトパレード』(22)など多数。昨年は初舞台となる「千と千尋の神隠し」に出演。更には第73回NHK紅白歌合戦の司会に大抜擢された。
小日向文世
小日向文世
1954年1月23日生まれ、
北海道出身。
主な出演作
(映画)『HERO』シリーズ(07-15)、『サバイバルファミリー』(16)、『マスカレード』シリーズ(19-21)、『コンフィデンスマンJP』シリーズ(19-22)、『イチケイのカラス』(23)など
天童よしみ
天童よしみ
9月26日生まれ。
和歌山県出身・大阪府育ち。
日本レコード大賞では最優秀歌唱賞を三度受賞。NHK紅白歌合戦では紅組のトリを三度務めるなど不動の人気を誇り続け、今年2022年に歌手生活50周年を迎えた。映画出演は今作が初。
クリス・ハート
クリス・ハート
1984年8月25日生まれ、
アメリカ・サンフランシスコ出身。
2012年に日本テレビ『のどじまんザ!ワールド』にて優勝を飾り、翌年にデビュー。リリースしたカバーアルバムやオリジナル曲がヒットし、NHK紅白歌合戦に2年連続出場を果たす。映画出演は今作が初。
戸田恵子
戸田恵子
1957年9月12日生まれ、
愛知県出身。
主な出演作
(映画)『ラヂオの時間』(97)、『THE有頂天ホテル』(06)、『ザ・マジックアワー』(08)など
寺島 進
寺島 進
1963年11月12日生まれ、
東京都出身。
主な出演作
(映画)『交渉人 真下正義』(05)、『アンフェア』シリーズ(07~15)、『ザ・マジックアワー』(08)など
厚切りジェイソン
厚切りジェイソン
1986年4月9日生まれ、
アメリカ・ミシガン州出身。
主な出演作
(映画)『コンフィデンスマンJP英雄編』(22)、『おそ松さん』(22)
ウエンツ瑛士
ウエンツ瑛士
1985年10月8日生まれ、
東京都出身。
主な出演作
(映画)『キャプテントキオ』(07)、『ゲゲゲの鬼太郎』シリーズ(07~08)、『タイガーマスク』(13)など
朝日奈央
朝日奈央
1994年4月21日生まれ、
埼玉県出身。
主な出演作
(ドラマ)TBS系日曜劇場『マイファミリー』(22)、テレビ朝日系日曜プライム『警視庁・捜査一課長』(19)など
生見愛瑠
生見愛瑠
2002年3月6日生まれ、
愛知県出身。
主な出演作
(映画)『モエカレはオレンジ色』(22)
吉田鋼太郎
吉田鋼太郎
1959年1月14日生まれ、
東京都出身。
主な出演作
(映画)『劇場版 おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜』(19)、『カイジ ファイナルゲーム』(20)、『孤狼の血 LEVEL2』(21)、『極主夫道 ザ・シネマ』(22)など
窪田正孝
窪田正孝
1988年8月6日生まれ、
神奈川県出身。
主な出演作
(映画)『東京喰種 トーキョーグール』シリーズ(17-19)、『初恋』(20)、『劇場版ラジエーションハウス』(22)、『ある男』など
夏木マリ
夏木マリ
5月2日生まれ、
東京都出身。
主な出演作
(映画)「鬼龍院花子の生涯」(82)『男はつらいよ』シリーズ(89~19)、『千と千尋の神隠し』(01)、『ピンポン』(02)、『犬が島』『生きる街』(18)など
角野卓造
角野卓造
1948年8月10日生まれ、
東京都出身、大阪府育ち。
主な出演作
(ドラマ)「渡る世間は鬼ばかり」シリーズ(90-19)、(映画)『THE 有頂天ホテル』(06)、『HERO』シリーズ(07-15)、『コンフィデンスマンJP 英雄編』(22)など
柄本 明
柄本 明
1948年11月3日生まれ、
東京都出身。
主な出演作(映画)『うなぎ』(97)、『カンゾー先生』(98)、『悪人』(10)、『ある船頭の話』(19)など
夏木マリ
夏木マリ
5月2日生まれ、
東京都出身。
主な出演作
(映画)「鬼龍院花子の生涯」(82)『男はつらいよ』シリーズ(89~19)、『千と千尋の神隠し』(01)、『ピンポン』(02)、『犬が島』『生きる街』(18)など
角野卓造
角野卓造
1948年8月10日生まれ、
東京都出身、大阪府育ち。
主な出演作
(ドラマ)「渡る世間は鬼ばかり」シリーズ(90-19)、(映画)『THE 有頂天ホテル』(06)、『HERO』シリーズ(07-15)、『コンフィデンスマンJP 英雄編』(22)など
柄本 明
柄本 明
1948年11月3日生まれ、
東京都出身。
主な出演作(映画)『うなぎ』(97)、『カンゾー先生』(98)、『悪人』(10)、『ある船頭の話』(19)など